シラグラとバイアグラ

薬には新薬とジェネリック医薬品があります。
これは製薬の特許に関係していて、特許期間の切れた新薬と同じ内容の薬を他の製薬メーカーが製造したものがジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品は後発医薬品とも言われ、対する新薬の方は先発医薬品にあたります。
この、ジェネリック医薬品大国と呼ばれる国がインドです。
インドの製薬特許には成分特許がないため、新薬の成分を含有した薬を製造でき、ジェネリック医薬品として認可されるからです。

インドで製造されたジェネリック医薬品は世界の各国で承認されて市場に出回り、大きなシェアを占めているのです。
ジェネリック医薬品は新薬と同じ成分・内容で作られていますが、薬価がとても低く設定されているという特徴があります。
つまりジェネリック医薬品は新薬に比べてかなりリーズナブルに入手できるということです。
この仕組みは製造のコストにあります。
新薬というのは開発されて初めて承認される医薬品ですから、実験や臨床治験などを繰り返して長い年月かかって市場に出回ります。

つまり新薬がひとつ認可されるまでには大変なコストがかかっているということです。
これに対し、特許期間の満了した新薬と同じ薬を製造する時には既に作り方などがわかっていますから実験などのコストがかかりません。
低コストで製造できるために市場では薬価が低く設定できるというのがジェネリック医薬品の一番の特徴です。
さて、勃起不全に悩む男性への福音として登場したのが今では誰もが知っているアメリカのファイザー社が開発したバイアグラという薬です。
バイアグラはペニスへの血流を阻害する酵素の働きを抑える働きのあるシルデナフィルクエン酸という成分を主成分として含んでいて、海綿体への血流を助ける働きを持つ薬です。
このバイアグラはEDの特効薬ですが、大変高価な薬でもあります。
そのため、EDの治療が長期化するとなると費用面がかさむという難点があります。

そこで活用したいのがジェネリック医薬品です。
バイアグラにもジェネリック医薬品があります。
ジェネリック医薬品製造に実績のあるインドのシプラ社で作っているシラグラはバイアグラのジェネリック品として製造・認可されています。
もちろん主成分も新薬のバイアグラと同じシルデナフィルクエン酸が使われていますので、海綿体への血流増加の効能があります。
それに規格もバイアグラと同じようにシルデナフィルの含有量によって25mgと50mgがあります。
服用上の注意もバイアグラと同様で、飲んだり食べたりすることが効果に微妙に影響しますので性行為と食事のタイミングを見計らうのがポイントです。
また、医薬品であるからには服用上の注意事項が当然あります。
本家バイアグラは心臓や脳血管に疾患のある人、特にニトログリセリンなどの硝酸系の薬を使っている人には絶対禁忌とされていますが、内容がバイアグラと同じですからシラグラにもこの禁忌事項が当然該当します。
シラグラを使った治療を受ける時には、EDの専門医や持病のかかりつけ医の指導を守ることが安心のために絶対条件です。

Comments are closed.